炭酸泉

炭酸泉とは?

炭酸泉とは炭酸ガスが溶け込んだ温泉のこと。

日本温泉法でも定められており、療養泉として認められています(温度25度以上の水1リットル中に1000mg以上の炭酸ガスが含有)。療養泉として認められているわけですから、われわれの健康に対する効果効能が優れていることは言うまでもありません。しかし、天然の炭酸泉が湧き出るのはドイツをはじめとするヨーロッパ諸国のような古い地層や地形に限られています。温泉大国と言われる日本ですが、活火山が多く比較的若い地層の多い日本では炭酸泉の湧き出る温泉はほんのわずかしかありません。
三菱レイヨングループは、この炭酸泉を高濃度で人工的に効率よくつくり出せる技術の開発に成功しました。これを機に人工炭酸泉研究会が1998年に発足し、各界の著名な研究者や医師が結集、現在もなお、とどまることなくその効果、医療への応用などが日々研究されています。
医療分野をはじめ、スポーツ界、美容業界からも熱い注目を浴び、様々な場所で利用されはじめた炭酸泉。ぜひ、このホームページなどを通じてその素晴らしさをより詳しく知ってください。

炭酸泉
ドイツ ドイツ炭酸泉分布図 ドイツでは

「心臓の湯」と呼ばれ健康保険も使える。

国土全域に炭酸泉の温泉施設があり、医療先進国でもあるドイツでは、炭酸泉治療に対して健康保険の適用が認められるなど、その効果効能に対する信頼性は高く、「心臓の湯」とも呼ばれ、多くの人々に古くから親しまれています。
ドイツにおける炭酸泉の歴史は古く、19世紀頃から入浴療法が盛んに行われてきました。それにより、炭酸泉による温浴治療の研究も急速に進められ、心臓病や高血圧などのさまざまな病気の治療にその効果を発揮してきました。
古くから炭酸泉の研究が行われ、マックスプランク心臓研究所があるバードナウハイムの炭酸泉施設などは世界的に有名で心臓療養に訪れる患者が年間3〜4万にものぼるといわれています。


ドイツ炭酸泉施設
日本 炭酸泉

日本の炭酸泉は国内全温泉の0.5%未満。

日本国内にはわずか数カ所にしか天然の炭酸泉はありません。その数は国内全温泉の0.5%未満で、極めて希少価値の高い温泉と言えるでしょう。
その中でも最も有名な場所といえば、良質な天然炭酸泉の源泉かけ流しとして知られる大分の県長湯温泉があげられます。ラムネの湯と聞けば、ご存知の方もおおいのではないでしょうか。(左記地図をクリックするとグーグルマップが開きます - (有)ラムネ温泉倶楽部
ここ長湯温泉は、ボディケア製品などで知られる花王が新製品開発のための調査で「長湯温泉の炭酸泉こそ日本一」という研究結果を発表したことをきっかけに脚光を浴び、訪れる人々は年々増加の一途をたどっています。
炭酸ガスの含有量はドイツのバードナウハイムやバートクロチゲンの炭酸泉に優とも劣らずで、日本で言えば昔からの「湯治」という価値をしっかりと感じさせてくれる温泉地と言えます。

大分県長湯温泉 ラムネの湯